「死にがいをもとめて生きているの」

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いや〜面白かった〜。

余韻に浸り中、、。

「何者」とはまた違った感覚。

衝撃というよりかは、何かこうずっしり残るような張り付くみたいな感じ。

意味わからんね。

後、シンプルに海族山族の対立のSF感が好き。ドキドキしながらページめくれた。

そういう興奮状態の時ってずっとセリフだけを追っちゃうんだよね。小学生で塾に通ってた時の国語で出題される物語文とかもそう。描写を飛ばして「」だけを追いつづけちゃう。

たぶん、それは漫画で自分が育ったからだと思うんだけどどうかな。先の展開を早く知りたいって思うからかな〜。

今回のテーマは「生きがい」について。

これは、俺らの年代。特に勝ち続けたわけではない人間は考える、もしくは考えたことがあるテーマだと思う。朝井リョウはほんとそこうまいよな〜。

この「生きがい」高校の部活を引退した後の大学受験期から今にかけてのひとつ生きる上でのテーマだよな。さすがに今は薄れてきたけど、当時はそれに必死だった。薄れてきた理由は仕事してるからかな。全く考えないわけじゃないけど、昔より必死感はなくなったかも。

今はゆうすけの感覚でありながら、南水君側の考え方であろうとするって感じ?ま、ちょこちょこ顔を出してくるから厄介。

このテーマって親世代は全く持ってないから不思議だよな〜。これも教育や環境の問題なのかな。おじさんにはなりたくないけど、今の子どもが大人になったときはどういう考え方や悩みがあるのか気になるな〜。

朝井リョウが、ここらへんのテーマ全部扱うから他の人はこういうの書けなくなるね。それこそ、もっと後ろから撮影する感覚ならいけるのかな?

とりあえずめっちゃ良かったです。

朝井リョウがインタビューで言ってた、本は人を強制的に1人にさせるってやつ。あったら豊かになるね。

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