PreviewPackageを使う方法

対象 Unity初心者

書いている人 Unity勉強2ヶ月目 プログラミング歴1年

前提  Unityでプロジェクトを立ち上げられること

環境 Mac Unity2019.4.17

Unityにはパッケージという概念があって、公式によるとパッケージとはニーズに合わせたさまざまな機能のことらしい。
自分は公式が出してる便利なツールって解釈してる。

Unityのドキュメントから

パッケージにも検証済みパッケージとプレビューパッケージの2つがあるみたいで、(ビルトインパッケージってのもあるみたいだけどよくわからんかった。)

基本的にプレビューパッケージは本番環境でおすすめしてないみたい。また、バージョン2020からはデフォルトでプレビューパッケージは表示されなくなったみたい。その場合のやり方も後述します。

ドキュメントが本番環境では使うなって。
検証済みは良いみたい。

今回は、そのパッケージの中のプレビューパッケージの使い方についてみていく。

目次

使うプレビューパッケージ

今回使うプレビューパッケージは「Unityデバイスシミュレーター」というものだ。これはスマホ開発をするときに便利なシミュレーターでスマホの各デバイスをもとに、Sceneビューで見た目などを整えていくことができる。

このパッケージをいれると、Simulatorを選択できるようになる。
スマホの画面が現れる。
もちろん様々なデバイスも選択できる。
iPadもOKだ。

Unity Japanが出してる参考動画も載せておくので使いたい人は一度見てみるとよいかも。

※Unity 2019.3以降のプレビューパッケージとしてリリースされているのでそれ以前だと使えないことに注意。

PreviewPackageを使う「ver2019」

PackageManagerを開く

ではPreviewPackageの入れ方について見ていく。最初はver2019.4でやっていく。まずは、メニューバーからPackageManagerを開こう。

自分のプロジェクトのverを確認しよう。ver2020の人はもっと下にスクロールしてくれ。
WindowからPackageManagerを選択
パッケージに関することは全部こいつだ。

Show preview packagesを選択

PackageManagerを開いたら、右上のAdvancedをクリックしてShow preview packagesを選択しよう。

デフォルトだと表示されてないので、表示させてあげよう。

表示できたら、自分が使いたいパッケージを選択する。プレビューパッケージはpreviewって表記されてる。

今回はDeviceSimulatorをチェック

選択できたら、後はinstallすればOKだ。

PreviewPackageを使う「ver2020以降」

Unity ver2020以降だとPackageManagerを開いてもPreviewPackageを開くことができない。その場合どうやってPreviewパッケージを入れるかをみていこう。2種類やり方があるのでどちらも見ていく

今度はver2020以降だ
公式リファレンス。日本語版選択してるんだけど、まだ和訳されてないみたいだ。
ver2020だと、そもそもPreviewPackageが表示されないみたいだ。
検索欄で「Device」と打っても何もでてこない。

公式から直接ダウンロード落としてくる

まず最初は公式からURLを拾ってきてそれをDLする方法だ。

公式リファレンスのプレビューパッケージを選択する。

ちゃんと参照するリファレンスのverも揃えておこう。

選択したら使いたいパッケージを選択して、com.~の部分をコピーしておこう。

Device Simulatorを発見
URLをコピーしておく

コピーできたら、プロジェクト画面に戻って+ボタンから「Add package from git URL...」を選択して、そこにコピーしたURLを貼り付けよう。貼り付けたらAddを選択する。

+ボタンを押して、Add package from git URLを選択
選択すると、URLを打ち込む欄が出てくるのでコピーしたURLを貼り付ける。最後にAddを押して完了だ。

Addを押したら、importせずとも勝手にimportされた状態になるぞ。

プレビューパッケージは一目でわかるようにPreviewと表記されている。
ver2020でもDeviceSimulatorが使えるようになった。

ProjectSettingsから設定する

2つめのやり方はProjectSettingsからPackageManagerの設定を開いて、最初からPackageManagerでプレビューパッケージを表示しておく方法だ。メニューバーのEditからProjectSettingsを選択する。

Project Settingsを選択

Project Settingsを開いたら、Package Managerを選択。あくまで、Project Settingsの中のPackage Managerなので注意。

Package Managerのセッテイングをするよっていう意味だ。

選択したら下のような画面になるので、「Enable Preview Packages」にチェックマークをいれる。意味はPreview Packagesを有効にしますかっていう意味だ。

「Enable Preview Packages」にチェックをいれよう。
チェックを入れる前に上のような画面になるかもしれないが「I understand」でOK

チェックをいれたら、PackageManager(設定の方じゃないよ)を開いて確認しよう。プレビューパッケージが使えるようになっているはずだ。ちなみにチェックを外せばプレビューパッケージも見えなくなる。

これでPreviewPackageが使えるようになった。

まとめ

ver2019とver2020二つのやり方を見て行った。自分がやりやすいやり方でいいと思うが、個人的には公式からURLをとってきて追加するのが手っ取り早いんじゃないかと思う。どちらのverでもURL追加の方法はできるので!

1. ver2019では、PackageManagerからPreviewPackageを表示させてから使いたいパッケージを選択する。
2. ver2020では、公式からURLを持ってきて追加するか、ProjectSettingsであらかじめ設定しておくか
3. 個人的なおすすめはURL。どのverでも使えるしシンプルにわかりやすいから。

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